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山と渓谷オンライン-「ヒル」〜知らぬ間に忍び寄る野山の吸血鬼|山に潜む危険生物(3)/登山力レベルアップ講座
目次
ヒルとは?
- ミミズやゴカイなどと同じ仲間(環形動物門)
- 陸生で吸血するのはヤマビル一種だけ
- ヤマビル
- 体長:25-35ミリ
- 外見:背中に黒い線と斑点があり茶色っぽい
- 活動時期:4月から11月
- 生息地:秋田県・岩手県以南(屋久島や西表島等も)
- 普段は落ち葉の裏などに潜んでいる
- 雨上がりなどの登山道でよく見かけられる
- 吸いつくと一時間程で満腹になり自然に剥がれる
- 吸血対象を探すために眼点というセンサーを持ち、動物の体温や呼気に含まれる二酸化炭素、歩く振動、においなどを感じることが出来る
- ほとんど天敵がいないとされる
- 一回吸血すると15か月ほどは吸血せずに生きることが出来る
吸血方法
- 鎌状の口で柔らかい皮膚を切り裂き、染み出る血液を吸う
- 歯の間にある唾液腺からヒルジンという物質を分泌し、これにより吸血されている動物に痛みは無い。
- ヒルジンの血液の凝固を妨げる効果のせいで、血が止まらない。
- ほとんど感染症のリスクは無く、リスクは血が止まらなくなることくらい。
- しかし、完全に安全というわけではない。
- 目の粗い生地の服だと、隙間から這い入る場合もある。
- 1分間に1メートル動く(結構速い)
- 吸血されたら……
- 歯が残らないので引きちぎっても良いが、ヒルは自身の体重の約100倍ほどの重さを持ち上げるほどの吸着力をもっており、容易ではない。
- 塩や消毒用のエタノールをかけたり、火を近づけると剥がれる(やけどに注意)
- はがした後はエタノールや流水でヒルジンをしっかり洗い流して、絆創膏で血を止める
樋口大良 氏著 『ヒルは木から落ちてこない』
- ヒルは首筋などを吸血するため、木の上から降ってくるという通説があった
- 三重県の小学校教師である樋口さんが子供たちと共に立ち上げた、
- こどもヤマビル研究会、通称ヒル研が調査した結果、ヒルはほとんどの場合、地面から這い上がって吸血することがわかった。
- 著書『ヒルは木から落ちてこない』著者:樋口大良 氏
- TODO:著者:樋口大良 氏 『ヒルは木から落ちてこない』
- よろしければこちらの本をお読みください
ヒル対策 血を吸われないために
- 山に入るときは、長袖長ズボンに分厚い靴下を履いて、ズボンの裾を一緒に靴下で履き込むなど、肌をなるべく露出しない
- シャツの裾はズボンに入れ込む
- 靴と靴下の隙間に濃度20%くらいの食塩水を噴きかける
- 忌避剤を使う
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- TODO:ヒル下がりのジョニー - ディート不使用、自然で生分解される原材料で製造 - 上記公式サイト内の忌避効果動画をぜひご覧ください