こんにちは、YAMAORI管理人です。
今回の記事は、志賀高原100と言うトレイルランニングの大会に挑戦した記録です。
前泊
前泊がルールだったので、前乗りして大会受付を済ませ、宿へ。
宿へ荷物を置いて、さあどこか近くのお店で腹拵えするかぁ、と息巻いて外に出るも時間が遅かったのか、軒並み営業終了。仕方ないので、車を40分ほど走らせコンビニへ。
コンビニ弁当で夜会。
缶ビールを2本だけ飲んだ。明日のレースにビビっての事だ。長い距離はやはり少し緊張する。
辛党のせめてもの抵抗だと、コンビニに置いてあった魅力的な日本酒には手を出さなかった。
最後に持っていくものの確認を済ませ就寝。
朝
大会の朝、テーピングを貼る。もはや儀式である。
テーピングを貼り終え、2Runとベスパを飲んでいると、窓がぱちぱちと音を立てている事に気が付いた。
まさか,,,,,,。
思い切って、勢いよくカーテンを開け、窓の外を見ると、窓に打ち付けた雨粒が幾本もの斜線を窓に描いていた。木々は風に揺れ、まだ暗い朝の空に雨が電灯の形に切り取られ、映し出されていた。
よほど中止にはなるまいが、寒さはどうだろうか、地面はどうだろうか、レインパンツ履くか、色々考える事が増えた。
雨は嫌だなあ。そう考えながら、一応レインウェアは上下着込んで宿を出た。


スタート前の広場には出店のように、協賛メーカーや、ショップがテントを連ねている。ウキウキしながら散策していると、どうやら雨が上がっていたようで、周りにぞろぞろ居るランナー達が皆、レインパンツを脱いだり、上下脱いで居る姿を見て、私もつられるようにレインウェアを慌てて脱いだ。
スタート

カウントダウンの後、号砲が鳴って、いよいよスタート。
トレイルが狭いとか広いとかの前情報も持っていなくて、凄い数の参加者だったので、道幅によっては渋滞するぞと考えて、前に前に出る。
60km手前くらいまでは20位内で進んでいて、上々の出来であったが、ここから80km過ぎのエイドまでの区間で撃沈。長いロードに心が折れてリタイア。
40km過ぎからずうっと砂利道や、林道を延々と走るコースで、明らかにそう言う事に必要なトレーニングが不足していた。

自分が情けない。
リタイアして宿に戻り、風呂に浸かっていると、思うほど身体は疲弊していない事を実感する。思わず風呂に頭を沈めたくなったが、我慢。
横で湯に浸かる人も似たような表情。失礼な話かもしれないが、親近感が湧いた。
我々はどうしようもない敗者なのだ。
そう言って、その人の肩を叩いたら、仲良くなれるだろうか、いいやきっと鬼の様な形相を持って頬を殴られるに違いない。
言葉に悔しさを出せない分、下らない考えが心の中で逡巡する。
ぬるい湯の中に居たのでは心がざわめいて鬱陶しいので、水風呂の冷たい水を被って風呂を出た。
悔しさ半分。もう半分は?
疲労感が弱く、肉体が割と元気なので悔しさが薄い気がする。今は溢れる食欲を満たし、萎んだ腹を膨れさせたい。何か美味しい物が食べたい。
リタイアしたというのに何故だか謎の達成感を得ている。食事が褒美の様に待ち遠しい。
教訓
ロードを制する者がトレイルを制する。
ロードで長距離を走る練習を増やそう。
なんだかんだで充実のレースだった。